CONOMETER 80を用いた視野角測定デモ(コントラスト比の確認)|株式会社 ティー・イー・エム

TECHNICAL INFORMATION

技術情報

2019.11.25

色彩輝度測定機

CONOMETER 80を用いた視野角測定デモ(コントラスト比の確認)

Westboro Photonics社の視野角測定器(CONOMETER 80)を使用し、ディスプレイのコントラスト比を簡単に表示することができます。

ディスプレイに表示される画像において、明暗の差がどれだけあるかを示す指標としてコントラスト比の確認が必要になります。コントラスト比が高いと画面にメリハリがつき、くっきりはっきりした画質になります。

ディスプレイに白一色の画面と黒一色の画面を表示し、そのコントラスト比を測定しました。
白色の画面と黒色の画面の画像

■ 測定
・PCとCONOMETER80を接続後、測定はワンクリックで開始されます。
Conometer80とPCの接続

・次の画像は付属の専用ソフトPhotometricaのインターフェース画面です。CONOMETER80で測定した結果は右上のMeasurementsウインドウに自動追加されていきます。
Conometer80の測定結果表示位置

・測定結果にビニング(ピクセル数の指定が可能)をかけ、自動でスムージング(モアレ除去)をすることができます。
スムージング比較

・白一色画面の測定結果をWhite measurement、黒一色画面の測定結果をBlack measurementとして、それぞれ保存します。
測定結果項目

測定結果内容

White measurement・・・垂直方向からの輝度は高く、角度をつけた場合の輝度は低くなっていることが分かります。
Black measurement・・・垂直方向からの輝度は低く、角度をつけた場合の輝度は部分的に高くなっていることが分かります。

■ コントラスト比の計算指示
・測定した結果に対して、コントラスト比を確認します。白画面と黒画面の単純な比率を出す方法としては、「白画面÷黒画面」の計算式で2次元でのコントラスト比を確認することができます。これにより、角度によって変化するコントラスト比を一目で見ることができます。

・Photometrica上でComputationsウインドウに計算式を作成し、名前を付けて保存します。ここでは、名前を”CR”(Contrast Ratio)、計算式は”White measurement / Black measurement”としています。
Computation Editer画面

・ウインドウ内に作成されたf()ボタンをクリックすると入力した計算式が実行され、Measurementsウインドウに作成した計算結果(CR)が表示されます。
作成した計算結果(CR)

■ コントラスト比の計算結果
コントラスト比の計算結果1

コントラスト比の計算結果2

0度~180度、90度~270度の方向は、角度が40~50度くらいでコントラスト比が半分程になっていることがわかります。

コントラスト比の計算結果3

一方、45度~225度、135度~315度の方向は、角度が20~30度くらいでコントラスト比が半分程になっていることがわかります。

■ まとめ
測定方法は非常にシンプルで、アライメント調整も簡単です。ソフトウエアも簡単で使いやすく、測定結果に対しての比較、計算をソフト上で完結できます。コントラスト比の確認や角度ごとの輝度強度を測定するには最適です。

ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
輝度視野角測定器 CONOMETER®80

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