XR1 NED Lens

加工・計測・分析(2次元色彩輝度測定機)

XR1 NED Lens

Westboro Photonics, Inc.

ニアアイ ディスプレイ (NED) の視覚性能を特徴付けるには、人間の目のように機能する光学系を有する特別なレンズが必要です。そのために、Westboro Photonics 社の XR1 NED Lens は、レンズ前面に入射瞳を備えており、サイズは 1.5 mm から 5 mm まで変更することができます。これは、明るい環境と暗い環境への視覚順応を模倣するものです。 XR1 NED Lens は測定機と組み合わせることで、AR および VR ディスプレイ システムの優れた測定と分析が可能となるよう設計されています。
XR1 NED Lens は、対角視野 (FOV) が最大 73°の AR ディスプレイに最適なイメージング性能を提供するよう特別に設計されています。

製品カタログPDF

測定アプリケーション

  • 拡張現実(AR)
  • 仮想現実(VR)
  • 複合現実(MR)

主な機能

  • 1.5 ~ 5.0 mm の外部入射瞳
  • 73°の視野角
  • 低い偏光依存性
  • 小さい収差
  • 0.3 m ~ 無限遠の焦点範囲
  • 回転する潜望鏡デザイン
  • スリムな形状
  • アプローチアングル45°

AR ディスプレイに最適化された設計

レンズの入射瞳 が NED の射出瞳の位置に配置されるように、NED に近いレンズの部分が狭く細まっていることが重要です。 XR1 NED Lensは、ヘルメット、ヘッドセット、またはグラスの限られたアイ ボックス箇所にフィットするよう設計され、次の 3 つの特徴により適切な位置合わせが可能になります:

  • 鏡筒が比較的薄いこと(直径 56 mm)
  • レンズ鏡筒が入射瞳付近で細まっていること
  • 折りたたみ式で回転可能な潜望鏡デザインであること

統合された分光放射計による高精度な測定

NED Lensは、WP5 および WP6ES イメージング色彩輝度計に対応しており、どちらも統合された分光放射計を備え可能な限り高精度な結果が得られます。 WP5 は高速な製造現場に適していますが、WP6ES は研究開発、エンジニアリング、少量生産に適しています。


NED Lensとイメージング分光色彩輝度計 WP512(左) WP6ES(右)

研究開発に柔軟に対応

交換可能な外部入射瞳は、レンズの前面にあります。標準の直径には、1.5、2.0、3.0、4.0、および 5.0 mm があり、カスタムサイズもご用意しています。レンズは 0.3 m から無限遠まで焦点を合わせることができます。フォーカスの電動化は、外部モーターを付属することで対応可能です。オプションについては、Westboro Photonics 社にお問い合わせください。

分析

すべての Westboro Photonics 社イメージング システムには、次のようなディスプレイ性能の特性評価に必要なツールを備えた Photometrica® ソフトウェアが含まれています:
MTF
コントラスト
色域とホワイトポイント
輝度と色彩の均一性
歪曲収差

関連製品

イメージング分光色彩輝度計 WP512

イメージング(分光)色彩輝度計 WP6E / WP6ES

Photometrica® Head Up Display(HUD) ソフトウェアパッケージ

Westboro Photonics, Inc.

Westboro Photonics社は、20年以上にわたるLEDやディスプレイをはじめとする測光計測機を設計・製造する国際的大手サプライヤです。合理的に選択したイメージング色彩輝度計を提案します。幅広い解像度、豊富なレンズ、柔軟かつ高機能なソフトウェア、冷却システムにより、自動車、航空電子工学、照明およびディスプレイを含む多くの産業で使用されています。

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