ハイパワーレーザー向け波面センサーシステム|オプティクス・ファイバー 光学レンズ
オプティクス・ファイバー(光学レンズ)
ハイパワーレーザー向け波面センサーシステム
PowerPhotonic Ltd.
PowerPhotonicの特許取得済み(米国特許第8253087 B2号)波面センサーシステムは、フルパワーで動作しながら高出力kWクラスのレーザシステムから放射される波面の高分解能測定が可能です。
PowerPhotonic特許技術に基づいた本波面センサーシステムは、完全な動作負荷でレーザの測定を可能にするカスタムソフトウェアパッケージと組み合わされた精密な光学機械装置で構成されています。これにより、ターゲット領域で高出力レーザを使用するときに発生する静的および熱的に依存する波面誤差の両方を非常に正確に測定することができます。
最大測定角度が150mradまでの0.1mrad未満の波面指示までの角度測定分解能が達成可能です。
主な特長
■ 非常に高い分解能で、複雑なリレー光学系を必要とせずに、高出力レーザーの波面の特性を分析可能
■ ダイオードレーザーのアレイの出力から波面情報を半自動測定し、カスタム位相板表面に変換するために適切なデータ出力を可能とするソフトウェアツール付属
利点
直感的なソフトウェアインターフェイスにより、ユーザーは1回の操作でレーザーの完全な波面を取得することができ、実験室や生産ラインの品質保証ツールとして使用することができます。
アプリケーション例
■ レーザーダイオードスタック測定
■ 光学的表面形状の補正
・ カスタム補正位相板
・ シングルエミッタ出力LDの一体型レンズ設計
・ 光学系の再構築検討
■ 熱レンズ効果の測定
■ ウルトラファストレーザーの測定
PowerPhotonic Ltd.
PowerPhotonic社は、独自のレーザーアブレーション加工によるマイクロレンズアレイ製造技術と高い設計技術を持っています。カスタマイズのレンズ製造に特殊なツールを必要としないこの製法は、自由度の高いレンズ形状を実現し、光学系の高効率化、お客様の開発段階のサポート、量産時の品質安定供給サービスに寄与いたします。
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