大口径偏波保持光ファイバー融着接続機 S185PMLDF|加工・計測・分析 光ファイバー融着機|オプティクス・ファイバー 光ファイバー融着機

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大口径偏波保持光ファイバー融着接続機 S185PMLDF

古河電気工業株式会社

S185PMLDFは、対応する光ファイバークラッド径が幅広く80μm~500μmとなります。主に通信で使用されるITU-T規格に準じた光ファイバーを始め、光部品・光通信 機器で使用されるHigh-Index光ファイバー、Erドープ光ファイバーなどに加え、クラッド径80μmの細径光ファイバーはもちろん、大口径偏波保持光ファイバーの融着接続が可能。オールインワンのおすすめ融着機となります。
ファイバーレーザー製造時に、特に重要とされる「低接続損失」、「光ファイバーへの強度ダメージ低減」のための工夫が盛り込まれています。更に、バッテリー内蔵(オプション)により、電源を入れたままで装置の移動が可能で、小型・軽量なボディと合わせて、ファイバーレーザーの保守用途にも適した融着接続機です。

主な用途

■ 光ファイバーレーザー
■ 医療機器
■ 研究開発

主な特長

■ 大口径ファイバー対応
対応クラッド径80μm~500μm。主に通信で使用されるITU-T規格に準じた光ファイバーを始め、光部品・光通信 機器で使用されるHigh-Index光ファイバー、Erドープ光ファイバーなどに加え、クラッド径80μmの細径光ファイバーはもちろん、大口径偏波保持光ファイバーの融着接続が可能。

■ 低接続損失
高精度光ファイバー調心機構により、低接続損失を実現。

■ 小型・軽量
S183PMⅡモデルと比較して体積比50%、質量比40%の削減を実現。幅寸法が短縮され、短いファイバーでも接続可能。
<寸法・質量比較>
 S183 : 350W×197D×154H [mm] / 8.5 [kg]
 S185 : 210W×180D×150H [mm] / 4.5 [kg] , 4.75 [kg]

■ 高強度接続機構
融着接続した光ファイバーの強度劣化を軽減する高強度接続機構を採用。超短尺熱補強スリーブやリコートなどによる補強が可能となり、接続部の小型化・省スペース化を実現。

■ バッテリー駆動(オプション)
小型・軽量、バッテリー駆動(オプション)により、現場での移動がスムーズ。現場でのファイバーレーザーの保守用途にも最適(偏波保持光ファイバー融着機でバッテリ駆動は世界初)。

■ 新機能「クランプソフトランディング」により、光ファイバーへのダメージ低減
ファイバークランプがゆっくりと降りて光ファイバーを抑えるため、衝突による光ファイバーへのダメージを低減。
ファイバークランプは風防と連動して開閉、または単独で開閉する事も可能。特殊形状の光ファイバーなど、セット状態を確認してから融着開始可能。

■ タッチパネルとGUIにより、直観的な操作を実現

■ 通信により遠隔操作やデータ転送が可能
Wi-Fi(オプション)により、PCやスマートフォンとの通信が可能。

■ 短切断長
短切断長による接続により、超短尺熱補強スリーブによる接続部の補強が可能。

■ 2方向操作
2方向からの操作が可能。LCDモニタの向きに合わせて画面が自動反転。

■ トレーサビリティ
融着接続結果の履歴情報が融着接続前後の画像と共にメモリーに保存。

■ 回転機構
分解能0.1°、回転ストローク360°の光ファイバー回転機能を搭載。偏波保持光ファイバーの接続部の消光比劣化を低減。

■ データの管理
PC/スマートフォンアプリSDE2(Splice Data Explore)により、融着履歴のデータのダウンロードや融着条件データの管理が簡単。

古河電気工業株式会社

古河電工株式会社では自社商品ブランドFITELの融着接続機を製造しています。FITEL製融着接続機は、小型で高品質が特徴です。独自の三相放電機構付きのモデルや、高精度光ファイバー調心機構付きモデルなど独自の技術を生かした幅広いラインアップを持っています。標準サイズファイバーはもちろん、大口径や偏波保持ファイバーに対応したモデルもございます。