コンタクトイメージセンサー(CIS)について|株式会社 ティー・イー・エム

TECHNICAL INFORMATION

技術情報

2019.07.01

CIS カメラ

テーマ

コンタクトイメージセンサー(CIS)について

コンタクトイメージセンサー(CIS)とは、コピー機やスキャナーで一般的に使用されているシステムです。本記事では、弊社で扱っているTichawa(ティヒャバ)社のCISを基にCISの特徴をご紹介します。Tichawa社は、高解像度・高速で産業用の検査システムに応用できるCIS を製造している、ドイツのCISメーカーです。

CISはセンサー、グリン(GRIN)レンズアレイ、照明が一体になっております。また、その名の通り撮影対象にほぼ密着した状態で撮影を行います。そのため、スペースが限られた製造ライン現場にもコンパクトに収めることができます。ラインカメラを使用したシステムと比較すると、いかにコンパクトに収めることができるかお分かりいただけると思います。
CISとラインカメラシステムの比較
一般的なラインカメラは、10~50mm 長のサイズで、ピクセルサイズも5~20µm 程度です。画像は縮小光学系(一般的なラインカメラやエリアカメラで使用するレンズ系)を使用します。 一方CIS は、グリン(GRIN)レンズアレイを使用しているため、等倍の画像を得ることができ、 周辺の歪みの少ないシャープな画像を得ることができます。また、検査対象物の幅が長尺のものを検査するのに適しており、 Tichawa(ティヒャバ)社は、最長4m までのスキャン幅に対応することが可能です。 
グリンレンズアレイの例

以上の内容をまとめますと、一般的なラインカメラに対してCIS には以下のメリットがあります。
・センサー・レンズ・照明が一体型で、コンパクト、レンズの調整も不要
・ワーキングディスタンスが10mm 前後のため、限られたスペースにも設置可能
・カメラの位置調整が容易で、複数カメラを高精度にアライメントする必要が無い
・検査対象幅に対して、画角が常に一定
・レンズによる歪みが少なく、画像の端部もクリアに撮影可能

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